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超音波スケーラー用チップ

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インプラント周囲疾患の定義と診断

インプラント周囲粘膜炎と歯肉炎は大変良く似ており、多くの特徴が一致しています。

両方の状態は元に戻ります。

歯の周囲の歯周疾患は、歯肉炎と歯周炎の2つに分類されます。

歯肉炎は歯肉の炎症を指し支持組織の喪失の兆候はないが、歯周炎は歯肉の炎症に加え付着と骨の喪失により特徴づけられます。

インプラント周囲組織で炎症によって起こる病変は、総合してインプラント周囲疾患と呼ばれます。エアータービン

天然歯の歯周疾患の分類に従うと、インプラント周囲疾患も2つに分けられます。

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インプラント周囲粘膜炎は歯肉炎、インプラント周囲炎は歯周炎に相当します。

即ち、インプラント周囲粘膜炎は粘膜での炎症を示す状態で、インプラント周囲炎はそれに加え支持骨にも影響を及ぼします(Lindhe & Meyle 2008)。

インプラント周囲粘膜での炎症の発見は、プロービングによる出血と排膿の特定が必要です。

プロービングポケット深さ(PPD)は、インプラント周囲の場所によって異なる場合がありますので、プロービング時出血(BoP)の補助的な検査と考えられています。

しかし、ポケットの深さが6mm以上の部位は何らかの炎症が起こっており、注意深く検査すべきです(図5)。インプラント周囲炎の診断には、レントゲンによる辺縁骨喪失の確認も必要です。

この場合は、歯科用タービンハンドピースインプラント埋入後早期に起こる骨の再構築と、その後インプラント周囲で発見される支持骨の喪失を区別することが重要です。

これらのことを考慮すると、インプラント周囲の骨レベル変化を見落とさないためにも、補綴物装着直後に比較用のレントゲンを撮ることが必要です。


関連記事:インプラント周囲疾患の治療2

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